JELADO BASIC COLLECTIONよりJELADO史上最大の支持を得た"Salem"シリーズを配色を変えての復活です。
2018年に"Salem Blanket"の生地を織って頂いていた機屋さんが現在は廃業。元々一台しか稼働していなかったジャガード織機を扱っていた機屋さんでした。これにより生産が不可能とされていたブランケット生地ですが、今シーズン、生産背景の様々な方の協力のもと、この大柄のネイティブ柄ブランケットを織れる新たな機屋さんと取り組みが出来る様になりました。
今回、一から紋紙(柄を織るための型紙)を再製作し、糸の打ち込み本数は織機の都合で全く同じには出来ませんでしたが、織り上がってからの整理加工で、同じ厚み、同じ生地感を再現しています。今季はネイビー×生成りの2トーンカラーで生地を織り上げています。
素材は1920年代にあった非常に珍しい黒ベースのネイティブ柄のブランケットジャケットの柄を再現しています。
ヴィンテージの世界でブランケットの黒ベースの物が市場に出ることは無く、非常に価値のある資料をもとに作られています。ポケットのスタイルは今回もフラップ付きの4つにし、よりコーディネイトが多様化できるよう製作しています。
ポケットの柄に完璧に柄を合わせ贅沢に生地を使い、ブランケットの最高のジャガード柄最大限引き出せるよう製作しています。前回のメタルボタンだと生地の痛みが早い事を考慮し、猫目のシェルボタンに変更してあります。
生産も困難でレアな、そして使い勝手の良い一枚です。
今回名付けた「セイラム(Salem)」は、ペンドルトンで有名なオレゴン州のなかの一つの都市の名前であり、「平和」を意味するセム語(アラビア語のsalam、ヘブライ語のshalom)から派生した名称です。
この地には、1812年と大変早い時期から最初のヨーロッパ人がこの地におり、彼らはアストリアの毛皮貿易会社に勤め、動物を罠で捕まえたり食料を収集したりするためにこの地を訪れた者たちであったそうです。このウールやブランケット物にゆかりのある歴史からこの名前を名付けています。
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