バズリクソンからアビエーションシリーズの” COAT，MACKINAW，WOOL ” です。 当時から現代に至るまで民間衣料品には軍用品からの影響が大きく、史実を辿っていくと第二次大戦前から民間の飛行服が既に市販されていました。 この頃からミリタリーウェアは非常に完成度の高い衣料品であったことを裏付けています。 軍用と民間用の違いは主にデザインや素材の使い方などであり、官給品以外の色も時折見受けられ、その商品構成に厚みを 持たせていました。
ヒップレングスのコートとして米陸軍で採用されたマッキーノコートの歴史は古く、第一次大戦時から第二次大戦まで陸軍兵士に着用されました。ショールカラーは風でばたつく事がなく、ダブル合わせの前立てとウエストベルトは防風性を高めるための設計になっています。本来のマッキーノコートはコットンポプリンのシェルにウールライニングの仕様でしたが、このコートのシェルは更に保温性を高めたウールブランケットを使用しています。ボディーカラーはミリタリージャケットに見受けられる絶妙なボディーカラーリングを隈なく再現していて、趣のあるコートに仕上がっています。
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